To me this adoption is crucial for market research to maintain and sustain its overall economic value, i.e. that what makes it worth doing and worth paying for. Specifically, the initiative is needed to:-
これからのリサーチ業界にとって必要になるのは、その経済的価値、つまり「リサーチャーにとっての働く価値、クライアントにとっての調査を依頼する価値」を維持していくことである。そのために必要なことは、
1. Uphold the maintenance of professional standards
リサーチャーたちのスキルを維持向上させる
2. Keep alive thought leadership to develop, improve, and enhance the industry’s ability to address and help resolve marketing issues, i.e. MR’s economic raison d’être.
マーケティング課題の解決というリサーチ業界の存在理由を維持・向上させていく
3. Prevent MR declining into a commodity service which does not attract the talent needed to thrive (so further hastens any decline.)
リサーチャーにとって働きがいのある職業であるために、リサーチのコモディティ化を防ぐ
翻って、日本の調査業界の現状はどうでしょうか?先日のエントリに、@Experidgeさんから以下のコメントをいただきました。
多くのリサーチャーは木(調査方法・データ)をみて森(マーケティング課題)をみないで調査をしています。マーケティング理解なくして、MRなしです。MRはマーケティング課題発見・解決のためのリサーチですから。
このご指摘には共感する部分が多いです。背景として、日本の調査業界が一部コモディティ化してしまっている現状があると思います。先日Twitterでもツイートした内容ですが、
最近は「早く安くデータを作成すること」が重要視されて、調査会社同士が早さを競ってしまっているために、業界全体が疲弊しているのだと思います。結果としてリサーチャーはデータを読み込むこともできず、サプライヤーから抜け出せないのではないかと。
状態としてはデフレに近く他の市場と同様に二極化していく状況は避けられないと思いますが、マーケティング課題からクライアントと共に考えるパートナーではなく、データを早く安く作成するだけのデータサプライヤーになってしまっているケースが多いのではないでしょうか。
David氏の指摘にある通り(具体的な提言への是非は考えがまとまっていないのでこの場では控えますが)、日本においてもマーケティング・リサーチの価値を高めていくための取り組みが必要だと考えます。
@fujiokat