2010年3月3日水曜日

"Do You Need All That Data? "という問題提起から考える必要なデータの条件とは?

Harvard Business Review Blogに"Do You Need All That Data?"というエントリがあり、無駄な調査を減らし調査のROIを高めるためにマネージャーが考えるべき4項目が書かれていましたので妙訳ともにご紹介します。

1. Are we asking the right questions?
全てのデータを集めようとせず、意思決定の鍵となる項目は何か?

2. Does our data tell a story?
データを組み合わせて、必要なストーリーを語ることができるか?

3. Does our data help us look ahead rather than behind?
過去の説明だけではなく、どのようなデータがいつまでにあれば的確な意思決定ができるのか?

4. Do we have a good mix of quantitative and qualitative data?
定性情報と定量情報がバランスよくあるか?


この4つのポイントから、企業にとって必要となるデータは何かということを逆に考えてみました。


1'. Business Questionや仮説に答えることができる
2'. 現状把握から次の施策までのストーリーを描くことができる
3'. proactiveな意思決定を行うことができる
4'. 定性情報と定量情報、意識面と行動面の両方がカバーされている。



リサーチャーとしては、単純に調査内容を考えるだけではなく、クライアントのBusiness Questionを明確化し次の施策までを含んだストーリー(仮説)を一緒に組み立てる必要があると言えると思います。自戒も込めて。

@fujiokat


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